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新田博衞記念館 設立準備室

新田博衞記念館 設立準備室 規約

⸻ NPO法人化準備のための暫定規約

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新田博衞記念館 設立準備室 規約

第1章 総則

(名称)
第1条 この団体は、新田博衞記念館 設立準備室という。

(事務所)
第2条 この団体は、主たる事務所を兵庫県神戸市に置く。

第2章 目的及び事業

(目的)
第3条 この団体は、神戸市、西宮市を拠点としつつ哲学・芸術を起点とした文化的な社会の実現に関心を寄せる人すべてを対象とする。先人の知恵に学ぶ機会の提供と世代を超えた交流を通して「人が善く生きるとはどういうことか、善い社会とはどういう社会か、自然との善い関係とはどういうものか」といった問いを参加者全員で考えていき、それらの問いに応える社会や生活のありかたを提案できる人の育成に寄与し、より良い社会への転換を目指すことを目的とする。

(非営利活動の種類)
第4条 この団体は、第3条の目的を達成するため、次に掲げる非営利活動を行う。
 (1) 社会教育の推進を図る活動
 (2) 学術、文化、芸術又はスポーツの振興を図る活動
 (3) 子どもの健全育成を図る活動

(事業の種類)
第5条 この団体は、第3条の目的を達成するため、次の非営利活動に係る事業を行う。
 (1) 勉強会(哲学・美学・芸術学関連書籍・資料の研究会、講読会など)
 (2) 文化サロン(哲学・芸術サロン、遊びの伝承など)
 (3) カルチャー教室(芸術ワークショップ、絵画教室、芸術学・美術史講座など)
 (4) アートイベント(芸術作品鑑賞会、芸術家・作家の講演会、展覧会・演奏会企画など)

第3章 会員

(会員の種類)
第6条 この団体の会員は、次の4種とする。
 (1) 正会員 この団体の目的に賛同して入会した個人
 (2) 運営会員 この団体の提供する活動の運営実務を行う者
 (3) 一般会員 この団体の提供する活動に継続的に参加するために入会した個人利用者
 (4) 賛助会員 この団体の目的に賛同して、賛助の意思を持つ個人又は団体

(入会)
第7条 正会員の入会については、特に条件を定めない。
 2. 正会員として入会しようとするものは、その旨を文書で理事長に申し込むものとし、理事長は正当な理由がない限り、入会を認めなければならない。
 3. 理事長は、前項のものの入会を認めないときは、速やかに、理由を付した書面をもって本人にその旨を通知しなければならない。
 4. 運営会員は本団体の役員又は職員もしくは本団体によってボランティアでの運営実務を依頼されたものに理事長が資格を付与するものとする。
 5. 一般会員・協賛会員として入会しようとするものは、入会金または賛助金を添えてその旨を文書で理事長に申し込むものとする。

(入会金及び会費)
第8条 一般会員は、理事会において別に定める入会金及び会費を納入しなければならない。
 2. 正会員は入会金及び会費を定めないが会の活動に継続的に参加する場合は併せて一般会員としても入会する必要があり一般会員の入会金及び会費を納入しなければならない。
 3. 運営会員は労務を担う代わりに入会金及び会費を定めない。また、会の活動に継続的に参加する場合も一般会員として入会する必要はなく入会金、会費の納入は免除される。
 4. 賛助会員は入会金及び会費の定めはないが、理事会において別に定める賛助金を賛助の意志の表明として納入する。

(会員の資格の喪失)
第9条 会員が次の各号のいずれかに該当する場合には、その資格を喪失する。
 (1) 退会の申し出があったとき。
 (2) 本人が死亡し、又は会員である団体が消滅したとき。
 (3) 一般会員で継続して1年以上会費を滞納したとき。
 (4) 除名されたとき。

(退会)
第10条 会員は、退会しようとするときは、その旨を文書で理事長に提出して任意に退会することができる。

(除名)
第11条 会員が次のいずれかに該当するときは、理事会において2分の1以上の同意により会員を除名することができる。この場合、その会員に対し、議決前に弁明の機会を与えなければならない。
 (1) 法令、規約に違反したとき。
 (2) この団体の名誉をき損し、設立の趣旨に反し、又は秩序を乱す行為をしたとき。

(拠出金品の不返還)
第12条 既に納入した入会金、会費及びその他の拠出金品は、これを返還しない。

第4章 役員及び職員

(種別及び定数)
第13条 この団体に次の役員を置く。
 (1) 理事 3人以上10人以下
 (2) 監事 1人
2. 理事のうち、1人を理事長、1人を副理事長とする。

(選任等)
第14条 理事及び監事は、総会において選任する。
 2. 理事長及び副理事長は、理事の互選とする。
 3. 役員のうちには、それぞれの役員について、その配偶者若しくは3親等以内の親族が1人を超えて含まれ、又は当該役員並びにその配偶者及び3親等以内の親族が役員の総数の3分の1を超えて含まれることになってはならない。
 4. 監事は、理事又はこの団体の職員を兼ねることはできない。

(職務)
第15条 理事長は、この団体を代表し、その業務を総理する。
 2. 理事長以外の理事は、この団体の業務について、この団体を代表しない。
 3. 副理事長は、理事長を補佐し、理事長に事故あるとき又は理事長が欠けたときは、その職務を代行する。
 4. 理事は、理事会を構成し、この規約の定め及び理事会の議決に基づき、この団体の業務を執行する。
 5. 監事は、次に掲げる業務を行う。
 (1) 理事の業務執行の状況を監査すること。
 (2) この団体の財産の状況を監査すること。
 (3) 前2号の規定による監査の結果、この団体の業務又は財産に関し不正の行為又は法令若しくは規約に違反する重大な事実があることを発見した場合には、これを総会に報告すること。
 (4) 前号の報告をするために必要がある場合には、総会を招集すること。
 (5) 理事の業務執行の状況若しくはこの団体の財産の状況について、理事に意見を述べ、又は理事会の招集を請求すること。

(任期等)
第16条 役員の任期は2年とする。ただし、再任を妨げない。
 2. 前項の規定にかかわらず、任期満了前に、就任後2事業年度が終了した後の総会において後任の役員が選任された場合には、当該総会が終結するまでを任期とし、また、任期満了後後任の役員が選任されていない場合には、任期の末日後最初の総会が終結するまでその任期を伸長する。
 3. 補欠のため、又は増員によって就任した役員の任期は、それぞれの前任者又は現任者の任期の残存期間とする。
 4. 役員は、辞任又は任期満了後においても、後任者が就任するまでは、その職務を行わなければならない。

(欠員補充)
第17条 理事又は監事のうち、その定数の3分の1を超える者が欠けたときは、遅滞なくこれを補充しなければならない。

(解任)
第18条 役員が次の各号のいずれかに該当するに至ったときは、総会の議決により、これを解任することができる。この場合、その役員に対し、議決する前に弁明の機会を与えなければならない。
 (1) 心身の故障のため、職務の遂行に堪えないと認められるとき。
 (2) 職務上の義務違反その他役員としてふさわしくない行為があったとき。

(報酬等)
第19条 役員には報酬を与えることができる。ただし、役員のうち報酬を受ける者の数が役員の総数の3分の1以下でなければならない。
 2. 役員には、その職務を執行するために要した費用を弁償することができる。
 3. 前2項に関し必要な事項は、総会の議決を経て、理事長が別に定める。

(職員)
第20条 この団体に事務局長その他職員を置くことができる。
 2. 事務局長その他の職員は、理事長が任免する。

第5章 総会

(種別)
第21条 この団体の総会は、通常総会及び臨時総会の2種とする。

(構成)
第22条 総会は、正会員をもって構成する。

(権能)
第23条 総会は、以下の事項について議決する。
 (1) 規約の変更
 (2) 解散
 (3) 合併
 (4) 事業報告及び決算
 (5) 役員の選任又は解任及び報酬
 (6) 入会金及び会費の額
 (7) 会員の除名
 (8) その他、理事会が総会に付すべき事項として議決した事項

(開催)
第24条 通常総会は、毎事業年度1回開催する。
 2. 臨時総会は、次の各号のいずれかに該当する場合に開催する。
 (1) 理事会が必要と認め、招集の請求をしたとき。
 (2) 正会員総数2分の1以上から、会議の目的を記載した書面により招集の請求があったとき。
 (3) 第15条第5項第4号に基づき監事から招集があったとき。

(招集)
第25条 総会は、前条第2項第3号の場合を除いて、理事長が招集する。
 2. 理事長は前条第2項第1号及び第2号の規定による請求があったときは、その日から30日以内に臨時総会を招集しなければならない。
 3. 総会を招集するときは、会議の日時、場所、目的及び審議事項を記載した書面、電磁的方法により、少なくとも5日前までに通知しなければならない。

(議長)
第26条 総会の議長は、その総会において出席した正会員の中から理事長が選任する。

(定足数)
第27条 総会は、正会員総数の2分の1以上の出席がなければ開会することができない。

(議決)
第28条 総会における議決事項は、第25条第3項の規定によりあらかじめ通知された事項とする。ただし、議事が緊急を要し、かつ出席した正会員の2分の1以上の同意があれば、その事項について議決を行うことができる。
 2. 総会の議事は、この規約に別に定めるもののほか、総会に出席した正会員の過半数をもって決し、可否同数のときは、議長の決するところによる。
 3. 前2項の規定にかかわらず、理事又は正会員が総会の目的である事項について提案をした場合において、当該提案につき正会員全員が書面又は電磁的記録により同意の意思表示をしたときは、当該提案を可決する旨の総会の決議があったものとみなす。

(表決権等)
第29条 各正会員の表決権は平等なるものとする。
2. やむを得ない理由により総会に出席できない正会員は、あらかじめ通知された事項について書面をもって表決し、又は他の正会員を代理人として表決を委任することができる。この場合において、第27条、前条第2項、次条第1項第3号及び第47条の規定の適用については、出席したものとみなす。
3. 議決すべき事項について特別な利害関係を有する正会員は、その事項について表決権を行使することができない。

(議事録)
第30条 総会の議事については、次の事項を記載した議事録を作成しなければならない。
 (1) 日時及び場所
 (2) 正会員の現在数
 (3) 総会に出席した正会員の数(書面又は電磁的方法による表決者及び表決委任者がある場合にあってはその数を付記すること。)
 (4) 議長の選任に関する事項
 (5) 審議事項
 (6) 議事の経過の概要及び議決の結果
 (7) 議事録署名人の選任に関する事項
 2. 議事録には、議長及びその会議において選任された議事録署名人2人以上が署名・押印又は記名・押印しなければならない。
 3. 前2項の規定にかかわらず、正会員全員が書面又は電磁的記録により同意の意思表示をしたことによって、総会の決議があったとみなされた場合においては、次の事項を記載した議事録を作成しなければならない。
 (1) 総会の決議があったものとみなされた事項の内容
 (2) 前号の事項の提案をした者の氏名又は名称
 (3) 総会の決議があったものとみなされた日
 (4) 議事録の作成に係る職務を行った者の氏名

第6章 理事会

(構成)
第31条 理事会は、理事をもって構成する。

(権能)
第32条 理事会は、この規約に別に定めるもののほか、次に掲げる事項を議決する。
 (1) 事業計画及び予算並びにその変更
 (2) 理事の職務
 (3) 借入金、その他新たな義務の負担及び権利の放棄
 (4) 事務局の組織及び運営
 (5) 総会に付議すべき事項
 (6) 総会の議決した事項の執行に関する事項
 (7) その他総会の議決を要しない業務の執行に関する事項

(開催)
第33条 理事会は、次の各号のいずれかに該当する場合に開催する。
 (1) 理事長が必要と認めたとき。
 (2) 理事総数の3分の1以上から会議の目的を示して招集の請求があったとき。
 (3) 第15条第5項第5号に基づき監事から招集の請求があったとき。

(招集)
第34条 理事会は、理事長が招集する。
 2. 理事長は、前条第2号及び第3号の規定による請求があったときは、その日から14日以内に理事会を招集しなければならない。
 3. 理事会を招集するときは、会議の日時、場所、目的及び審議事項を記載した書面、電磁的方法により、少なくとも5日前までに通知しなければならない。

(議長)
第35条 理事会の議長は、理事長がこれに当たる。

(定足数)
第36条 理事会は、理事総数の過半数の出席がなければ開会することができない。

(議決)
第37条 理事会における議決事項は、第34条第3項の規定によりあらかじめ通知された事項とする。ただし、議事が緊急を要し、かつ出席した理事の3分の1以上の同意があれば、その事項について議決を行うことができる。
 2. 理事会の議事は、理事総数の過半数をもって決し、可否同数のときは、議長の決するところによる。

(表決権等)
第38条 各理事の表決権は平等なるものとする。
 2. やむを得ない理由のため理事会に出席できない理事は、あらかじめ通知された事項について書面、もしくは電磁的方法をもって表決することができる。この場合において第36条及び次条第1項第3号の規定の適用については、出席したものとみなす。
 3.議決すべき事項について特別な利害関係を有する理事は、その事項について表決権を行使すること ができない。

(議事録)
第39条 理事会の議事については、次の事項を記載した議事録を作成しなければならない。
 (1) 日時及び場所
 (2) 理事の現在数
 (3) 理事会に出席した理事の数及び氏名(書面表決者、電磁的方法による表決者にあってはその旨を付記すること。)
 (4) 審議事項
 (5) 議事の経過の概要及び議決の結果
 (6) 議事録署名人の選任に関する事項
 2 議事録には、議長及び出席した理事のうちからその会議において選任された議事録署名人2人が署名・押印または記名・押印しなければならない。

第7章 資産及び会計等

(資産の構成)
第40条 この団体の資産は、次に掲げるものをもって構成する。
 (1) 設立当初の財産目録に記載された資産
 (2) 入会金及び会費
 (3) 寄付金品
 (4) 事業に伴う収益
 (5) 資産から生じる収益
 (6) その他の収益

(資産の管理)
第41条 この団体の資産は、理事長が管理し、その方法は、総会の議決を経て、理事長が別に定める。

(事業年度)
第42条 この団体の事業年度は、毎年4月1日に始まり、翌年3月31日に終わる。

(事業計画及び予算)
第43条 この団体の事業計画及びこれに伴う予算は、理事長の責任のもと作成し、理事会の議決を経なければならない。

(暫定予算)
第44条 前条の規定にかかわらず、やむを得ない事由により予算が成立しないときは、予算成立までは、前事業年度の予算に準じ執行することができる。
 2. 前項の規定による執行は、新たに成立した予算に基づくものとみなす。

(予算の追加及び更正)
第45条 予算成立後にやむを得ない事由が生じたときは、理事会の議決を経て、既定予算の追加又は更正をすることができる。

(事業報告及び決算)
第46条 この団体の事業報告書、活動計算書、貸借対照表及び財産目録等の決算に関する書類は、毎事業年度終了後、速やかに、理事長の責任のもと作成し、監事の監査を受け、総会の議決を経なければならない。
 2. 決算上剰余金を生じたときは、次事業年度に繰り越すものとする。

第8章 規約の変更、解散及び合併

(規約の変更)
第47条 この規約を変更しようとするときは、総会において出席した正会員の4分の3以上の議決を経なければならない。
 (1) 目的
 (2) 名称
 (3) その行う非営利活動の種類及び当該非営利活動に係る事業の種類
 (4) 主たる事務所及びその他の事務所の所在地
 (5) 正会員の資格の得喪に関する事項
 (6) 役員に関する事項(役員の定数に係るものを除く)
 (7) 会議に関する事項
 (8) その他の事業を行う場合には、その種類その他当該その他の事業に関する事項
 (9) 解散に関する事項(残余財産の帰属すべき者に係るものに限る)
 (10) 規約の変更に関する事項

(解散)
第48条 この団体は、次に掲げる事由により解散する。
 (1) 総会の決議
 (2) 目的とする非営利活動に係る事業の成功の不能
 (3) 正会員の欠亡
 (4) 合併
 (5) 破産手続開始の決定
 2. 前項第1号の事由により解散する場合は、正会員総数4分の3以上の承諾を得なければならない。

(残余財産の帰属)
第49条 この団体が解散(合併又は破産手続開始の決定による解散を除く。)したとき残存する財産は、解散総会において選定した団体に譲渡するものとする。

(合併)
第50条 この団体が合併しようとするときは、総会において正会員総数の4分の3以上の議決を経なければならない。

第9章 雑則

(施行細則)
第51条 この規約の施行について必要な事項は、理事会の議決を経て理事長がこれを定める。

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